2016年11月04日

万年筆27本目/アウロラ イプシロン


自重しようと言ったわりに万年筆が増えたわけだが
こちらはまたしてもいただきもの。キャップに名前入り♪

Y1.JPG

アウロラ イプシロン B11 イエロー
ペン先:ゴールドプレート  EF

Y2.JPG

アウロラと言えば、イタリアの老舗万年筆メーカー
デザインがおしゃれ!でも高い!というイメージ。
こちらはエントリーモデル的位置付けのようだ。これだって高いのに!

イプシロンってのはクリップが「Y(イプシロン)」型に由来してるそうだ。
おぉ、イプシロンって打って変換するとΥが出て来るぞ。
ギリシャ文字の5番目のεもイプシロンだけど。

キャップのふくらみがかわいい。
パキッとした黄色が綺麗。
わたしのイプシロンのリングデザインは金色。これは新タイプらしい。
旧タイプは黒が強い。どっちがかわいいかなぁー
黒かもなぁー。(これは、買う時には選べなかったらしい)
あー、でも名入れが黒だから、バランスとれてていいかもなー。(でかい独り言)

EFなんだけど、海外のだから御多分にもれず太目だと思っていた。
ところがどっこい、これはほんとーにEF、細い。
さすがにセンチュリー 3776のEFよりは太いけど
センチュリーはめちゃくちゃカリカリしてイーーーーーッ!ってなるのに
これはストレスフル。すごく書きやすい。
鉄ペンのEFなのに。(鉄ペンのEF=カリカリという認識もどうだか分からんが)
サリサリに近いかな。
紙をひっかく感じが全然ないのがいい。
なんか仕事とかでもガンガン使える、使いたい感じなので
彼のすすめもあり、はじめて黒インクを入れてみた。

27本目の万年筆にしてはじめての黒!
あ、まー、履歴書書き用に買った極黒はあるけど、それは除いて・・・

気兼ねなく使える(値段とはわたしは思わないが)
書きやすい万年筆で気に入った。

そうそう、キャップは嵌合式。

ポストしないで書くと最高にバランスがいい。この重みとか好き。

最初、キャップをポストすると、すっかすかで
あ、ポスト出来ないやつなんだ、と思ったのだけど
きちんとカチッとはまる仕様だった。ネットで調べて分かった。
結構力がいる。ネット見てなきゃ、怖くてこんなに押し込まなかったよ。

ダイアミン-「オニキスブラック」を入れて使用。

ay3.JPG


posted by こはしいづみ at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

万年筆26本目/シェーファー レディシェーファー 630


レディシェーファー 630 ブラッシュトゴールド
ペン先:14K  F

ls1.JPG

やばい
わたしはシェーファーがとても好きかもしれない。

と言っても持っているのは、先日購入したこちらのレディシェーファー 630と
タルガで2本だけだが。

こちらの万年筆は
1970年代-1980年代のものらしい。
「レディシェーファー」というのは、女性向けに作られた商品のようだ。

サイズは、手の小さいわたしで丁度良いので、男性には小さいのかもしれない。
デザインは確かに女性的。
キャップリングの装飾と、ちょこんと付いたクリップがかわいい。

全体は、ヘアライン仕上げのように見えるがツルツル。

ニブは14金でかなりの小型。
ls2.JPG
シェーファーの特長とも言える反りかえったニブが
この万年筆ではより顕著。
すげー反ってる。
この反ったニブの書き味が好き。
中古なので、元々の書き味は分からないが
そこそこなめらかに筆記出来る。
ちゃんと細字なのもいい。

コンバーターはプッシュ式。
ls3.JPG

タルガの板バネ式もだけど、初めての仕様にドキドキ。
相変わらずインクがどれだけ入ったか分からないし
入れ方もよく分からない。。(インク瓶のなかで何回もシュポシュポするの??)

古いシェーファーの万年筆
集めてしまうかもしれない。

あ、いや、少し自重しよう、うん。

ダイアミン-「ゴールデンブラウン」を入れて使用。
ls4.JPG

posted by こはしいづみ at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン


イチャイチャ追いかけっこ


最近、「実話に基づいた話」ばかり観ている気がする。
あんまり好きじゃないんだけど・・・

というどうでもいいことは置いておいて

冒頭の一文はものすごい誤解を生みそうな気がしなくもないが
まぁ、一番思うのはそこということで
イチャイチャの追いかけっこを見ましたよ、という感想がでかい。
(実際にイチャイチャしてるわけではなく)


あらすじ

舞台は1960年代のアメリカ
天才詐欺師が、パイロット・医者・弁護士なんかなりすまし
世界各地で小切手詐欺をはたらくよ!
それを刑事が追うよ!逃げるよ!追うよ!


ディカプリオ演じる天才詐欺師、アバグネイルJr.は
齢16にして大胆な詐欺を思いつく。
もう大胆。え、バレるでしょって思うくらい大胆。なのにバレない。
なんだろう、アバグネイルには、さほど狡猾さを感じないんだよな。
周りが馬鹿なだけだったのか、彼が天才すぎたのか・・・
ディカプリオのベビーフェイスのせいなのか・・・
(天才であることは事実なんだろうけど)。

で、トム・ハンクス演じるカール・ハンラティ捜査官は
気付いた、目を付けたっていうすごさはあるものの
どこか抜けている。なんか抜けている。そこがかわいい。

そして、クリストファー・ウォーケン演じるアバグネイルのおやっさん
ウォーケンさん!なんか含蓄のある顔してるよね!
最近観たのだと「セブン・サイコパス」かな。(こわいよぉぉぉ)
おやっさんは優しい。かわいそう。優しい。

この3人の男たちの、父性愛に似た(一組は親子なんで、実際父性愛はあるんだけど)
愛情や情のスパイラル
親を想う子、子を想う親、犯罪者を思う捜査官、捜査官を思う犯罪者
この、男たちが生むスパイラルが、この映画のおもしろさなんだろうなぁ。
(とわたしは思う)

小気味いいよね。うん、その言葉がぴったり。
やってることは良くないし、息をするように嘘を吐けるアバグネイルには
ムカつく事もあるのだけど、全体にある小気味よさが
この映画をおもしろくしている。

「男たち」だけじゃなくて、母親への想い、取り戻したかった3人でのあたたかい暮らし
そういうものも根底にはある。
だから、窓の外から子供と対峙する場面は、とても良かった。
寒空の下、自分が居たかった場所は目の前にある。
そこはあたかかくて、しあわせな空間。
でも、それは自分の物ではないし、叶いもしない。

そこはよかったけども

観終って、何か残ったかと言われると、そんなでもなかったなー
ってのが実際のところ。

はい、チャン・チャン♪ おわりーー

で、すぐに別の作業に取り掛かることが出来る感じの娯楽作品。って感じかな。


★6/10


posted by こはしいづみ at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

ジョン・ウィック


ルールや掟に則ると、所業はたちまち美しい


スッゲーよくある
「昔凄腕だったけど、今は引退して平和に暮らしてる男が
巻き込まれたり引きずり込まれたりして
元の稼業で大暴れ無双」、っていう
リーアム・ニーソンがやりそうなアクションものなんだけど
(この映画は、自分から行く系なんだけどね)

なんか楽しい。なんか好き。

まぁ、犬が出て来る時点で
もう嫌な予感しかしないし
犬のことしか気にならなくて映画に没頭出来ないんだけど
そこはなんとか乗り越える必要がある。
乗り越えると(別に許容は出来てない)、のめり込める。


あらすじ

伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しの
スキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し……。(シネマトゥデイ)


キアヌさんと言えばマトリックスなのかな?
わたしはマトリックスをちゃんと観たことがないので
コンスタンティンが浮かぶ。
あれも良かったがこれも良い。(なんて感想)

ガンアクションとカンフーを合わせた
ガンフーって新銃術が繰り広げられるんだけど
スピード、スリル、ヒット感(そんな言葉はない)が良かった。
アクションって、カメラもすごく動くから見にくいことがあるけど、これは大丈夫。
ガンアクションが格好良かったなー。あ、カンフー要素はあんまり無いかも。
でも、近接戦は楽しい。迫力ある。

殺し屋とか、マフィアとか、裏稼業なんでめちゃくちゃのはずなんだけど
この映画のそこにはルールがあって
ルールが根底に、ひとつラインとしてあると
なんかこう、格式が上がる感じがするんだよね。

「掃除屋」がいたり、「コンシェルジュ」がいたり
コイン一枚に特別さがあったり
独特のコミュニティ、ルールに品があって
ただの無差別復讐無双と一線を画してる感じがいい。
まぁ、やってることは一緒なんだけどね。

配役も良かったなぁ。
特にマーカス役のウィリアム・デフォーね
いわくありげな顔してるよね!
あとカーディーラーのジョン・レグイザモ
かっこよかったよぅ!


ひとつだけ気になったのは
彼女の「ソレ」にあまり悲しみが感じられなかった。
犬の「ソレ」の方が悲しそうだった。
ってことかなぁ。

そもそもその辺の描写は薄くて
復讐やアクションの濃度が濃いんだけど
そこの差異は気になった。
そういう演出なのかな??


★6.5/10

posted by こはしいづみ at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月28日

レヴェナント:蘇えりし者


血なまぐさい、痛い、昏い


イニャリトゥ!こんにゃろう!
「21g」、「バードマン」大好きだぞ!
でも疲れる!あなたの作品は痛い!疲れる!


はい
血迷ってません、大丈夫。わたしは大丈夫。

REVENANTの意味は、「亡霊」、「幽霊」、「帰って来たもの」

あらすじ

1823年、毛皮ハンターの一団はアメリカ西部の未開拓地を進んでいた。隊長のヘンリーを
先頭に、ガイド役のヒュー・グラスとその息子のホーク、そしてグラスに対して敵意を抱いているフィッツジェラルドたち一行だったが、ある時、先住民に襲撃され多くの犠牲者を出す事態に。生き残ったグラスたちは危険な川を避け、船を捨てて陸路で砦に戻ろうとするが、グラスは巨大な熊に襲われて瀕死の重傷を負ってしまう。
隊長のヘンリーは余命わずかに見えるグラスを残して行くことを決断。息子のホーク、金に釣られて居残ることにしたフィッツジェラルド達にグラスの最期を看取るよう命じるが……。(by 20世紀フォックス)


何をみせたい映画だったのかな、と思う。
もちろん、「失った男の復讐」なんだろうけど

自然、雄大な景色、脅威、本能、奪うこと、生きる事
サバイバル、抗争、復讐、執念、生命力

色々と圧倒されるし、怖いし、傷つくし、痛い。
でも、色々な事の濃度が濃すぎて
「何をみせたい映画だったんだろう?」って思ってしまった。

で、その「濃い」っていうのは、映像から得るものなのね。
映像が語るって感じで、まぁそこがすごいんだけども
映像によっかかり過ぎじゃない?って思う。

目に見えるものは、とても多いの。
とても広くて、とても大きい。
それはリアルで、とても怖い。

表現のみがすごすぎて、そこのみに圧倒されて
ちょっと置いてけぼりになるっていうか・・・
わたしが単純に、映像から全部を受け取りきれていないのかもしれないけどね。
想起されるシーンとか、骨の山、朽ちた教会とか、「神」とかからさ・・・


グリズリーに襲われるシーンはすごかった。
わたしは動物好きなので、動物が出て来ると
すごく身構える。大抵酷い事される「道具」だから。

で、この映画は全編通して、その辺のしんどさもあるんだけど
グリズリーのシーンは、トラウマレベルで怖い。痛い。苦しい。
グリズリーにも拠ってしまうものだから
もう感情がぐちゃぐちゃ。(子供いるし、死んでほしくない)

すべてがリアルすぎる。
あのCG?VFX?すごすぎる。

熊ってあれね、恐いね。
子供のために生かしてるのかと思ったけど
そもそも殺さずに食べてくんだってね、しかも内臓から。


この映画のディカプリオを見ていると
健康そうで、屈強で、生命力が強すぎて
んなまさか
なんて現実に立ち戻ったりもしてしまうのだけど
ディカプリオ扮するヒュー・グラスって人は実在したそうで
実際熊に襲われ、6週間にわたり、300キロ以上を這いつくばったまま移動したそうだ。
この移動距離には諸説あるみたいだけど。
そうそう、これ、そもそも実話ベースなんだよね。
確か。子供の有無とか、殺してないとか色々あるけど。


生きる
そして殺す
(それは人種間の抗争だったり、個人的憎悪だったり
食べるためだったり、生活のためだったり、欲望だったり)
これをまざまざと見せつけられる
生きる
そして、生きとし生けるもの
あらゆるものの血と肉の上に立っている人間の恐ろしさで
頭を殴られる。

そんな映画。痛い、疲れる。

なんつーか
「神に委ねる」ってとこがなんか
適当っつーか、いやいや、今更・・・っていうか
ずるいっつーか、思うのだよね。
どこまでやったとか、結局やってるとか、そういう事じゃなく
あの時のあの状況そのものが
「神の意思」なのだろうけど・・・ソレハユダネテルノ?って・・・

途中で出会った、ポーニー族の男が言う
「復讐は神の手に委ねる」にはとても意味があったと思う。

「On est tous des sauvages」

--人はみな野蛮だ

わたしがこの映画で受け取った多くの事は、この一言に収まっている。

★5.5/10

posted by こはしいづみ at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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